そういえば最近、かなり前に中学時代の友達と2人で夜中の3時まで遊んで色々と語り合っていた時の事をふと思い出したのだが、人を好きになるとはどういう事なのだろうか?
その友達には、現在交際してからかなりの年月が経つ彼女さんが居るようなのだが、実は未だにずっと前から好きだった子の事を好きで居るようなのだ。
元々高校1~2年の時に好きだった別の学校に通う子がおり、何回もメールをしていたようで、今の彼女さんとは高校3年の時に同じ学校のLINEのグループ内で知り合ったのかな?とにかくLINEを通じて交際を始めたらしい。
その友達とは遊んでいる最中、最初は友達の運転する車の中で最近の様子やアニメや漫画の話等の雑談をしており、ゲーセンに寄ったり食事をしたりした。その後はカラオケで長時間歌いっぱなしだったのだが、カラオケを出た後の事だ。
「お前さあ、もし彼女とか女の子と一緒にカラオケに行くとしたら、ああいう歌ばっかり歌うのはちょっと控えた方が良いよ。後歌い慣れてない曲多い」
え、、、さっきまで楽しい雰囲気だったのになんかいきなり冷たくなった、、、
と最初は思った。まあ実際俺も同じオタク同士の同性の友達だった事もあり、電波ソングやらボカロ曲やら東方曲やら色々と歌いたい放題痛い曲や変わった曲ばかり歌っていたし、「きちんと歌える曲」だけでなく「自分の知っている曲殆ど」を歌っていた為、うろ覚えな曲も何個もあり、とにかく最後の方では「次はなんの曲入れてこの場を繋ごうかな」という事ばかり考えていた。元々レパートリーが少なかったのだ。
カラオケから俺の家まで送ってくれる車の中では、その友達から色々なダメ出しを受けた。そして、俺の家の近くのコンビニで車を止め、そこで色々と今の彼女の事や昔に比べてここがこう成長した、お前(パトリオット)はもっとここをこうした方が良い、等とアドバイスをくれたり相談に乗ってくれたりした。その中で彼はこのような発言をしたのだ。
「俺は今彼女と付き合って大分経つけど、実は未だに昔好きだった子の事も好きなんだよね。今の彼女もその子も同じくらい好きっていうかさ。まあ、この事を彼女に言うと不機嫌そうな顔をされるけどね(笑)」
「例えばさ、妻を持って子供が出来るとするじゃん?で、妻を愛してる訳だけど、じゃあ子供を愛してはいけない、とはならないじゃん?こういう風に、愛してる対象が複数人居ても別におかしくはないと思うんだよね。」
簡潔に纏めるとこのような事を言っていた訳だが、おお~...........こいつ、昔とはえらい違いだな........相当大人になっとる...........自分なりの考えを持ってるよ.........と感じた。
妻と子供を愛するという点に関しては、妻は恋愛対象で子供はそういった類の愛の対象ではないので少しズレているのだが、確かに「同時に複数の人間を愛してはいけない」という風潮には違和感を感じる。
これは俺の考えなのだが、例えば友情は同性に対する一種の愛だし、ペットに対する愛というものも存在する。しかし、友達が複数人居たり、ペットを複数匹飼っている人間は別に珍しくともなんともない。
では何故恋愛対象の人間は複数人居てはいけないという風潮が蔓延しているのか?その根底には、生物ならば皆が持つであろう「家族」の存在があるのではないか?と俺は思うのだ。
もし家族を持っていながら誰かと不倫や不貞行為をした場合、子供が悲しむ。一夫多妻制の国もあるが、少なくとも日本ではそういった集団生活はあり得ない話だ。
だが、別に交際している段階では、先述の通り浮気さえしなければ別に好きな人がいくら居ても問題ないと思うのだ。かなり前にいちご100%というラブコメの漫画を全巻読んだ事があるのだが、あの話にはとても共感出来た。
そう、同時に複数人と交際するのはアウトだが、同じくらい好きな人が何人居ても別に良いのでは?と思うのだ。
世の中には「浮気は絶対いけない!悪だ!」等と自分の考えをしっかりと持たずにただ誰かの意見をそのまま引用している人間が多いが、やはりしっかりと自分の意見を持つべきだと思う。別に「大多数=正しい」という訳でもないしな。
人は他人や作品等に多かれ少なかれ影響されている所があるので完全にパクるな、というのは無理だが、影響された上できちんと自分の考えを持つようにした方が良いと思う。
まあ、そんなこんなで最終的にその友達は「大学卒業するまでに彼女出来るかもよ?頑張れ」と言って自宅に帰って行った訳だが、結局俺は大学生活の間で交際する事はなかった。
はぁ~~~................いつか童貞を奪ってくれる素敵なお姫様に出会いたい.............。