お久しぶりです、パトリオットです。
もう夏ですよ、夏。しかし今年の夏は例年とは違って一層暑苦しいですなあ。
なんせマスクを着用しなければならない状況に追い込まれているんですから。
そう、コロナ。中国の武漢で発生したコロナウイルス。誰かさんがコウモリなんか食べるから.......
この状況はいつまで続くのやら。出来れば来年の間で終息して欲しいね。


さて、今回書こうと思うのは最近問題視されている誹謗中傷問題についてだ。
つい最近女子プロレスラーの木村花さんが亡くなったり、俳優の三浦春馬さんも誹謗中傷が殺到したせいで自殺したんじゃないかと大分騒がれている。
これらの件で「言葉は刃物」「言葉一つで人の命を奪えてしまう」等と主張する人達が目立っている様に思える。

先ず誹謗中傷とは何か。
Wikipediaによれば誹謗中傷とは「誹謗」と「中傷」を合わせた言葉で、
誹謗→他人を悪く言う事
中傷→根拠の無い事を言いふらし、他人の名誉を傷付ける事
だそうだ。
ただ、ネット上での誹謗中傷に対する見方は「死ね」やら「殺す」、「クズ」等も含めているようなので、ただの暴言も多分に含んでいるように思える。
Wikipediaの定義の通りの行為はネットでは名誉棄損と呼ばれている印象が強いので、俺はぶっちゃけ誹謗中傷という単語を皆がこぞって使っている光景にはやや違和感を覚える。
そんな訳で、当記事では主に「誹謗中傷＝暴言」と言った定義で話を進めていく。

先ず俺は暴言についてどう思うかと言うと、
「妥当な暴言ならば許される」と思っている。
先ず、暴言単体で誰かを罵倒する行為は俺はダメだと思っている。
例えば「パトリオットとかいう童貞クソキモイから死ねや」とかな。俺はこういうのには慣れてるからなんとも思わんが、こういうただの悪口には相手を傷付ける意図しか無いので書いてはダメだ。
批判と暴言は違う。上記の様な文章には何のメッセージ性もない。批判でもなんでもない。
なので、暴言は批判的な文章の中に混ぜるのが大前提だ、と俺は思う。
では「妥当」の基準は何か。
これは客観性が伴っていれば妥当だというのが俺の意見だ。
例えば「木村花さんにしつこく粘着してた連中クズ過ぎだろ」という文章は俺は良いと思っている。
だって、一人の命を奪った奴なんてクズ呼ばわりされても仕方なくね？
クズにクズって言って何が悪いの？言われる側の人間が自分のクズさ加減を改めれば良いだけの話だろ？
直せるハンデかつ直すべきハンデ（この場合は「クズ」というハンデ）は直さなきゃダメだろ？
これが妥当性だ。
何か悪い事をしたのであればそれなりのキツイ言葉も受け入れなくてはならない。
人間には感情がある。感情が高ぶるあまり暴言を吐いたり暴力を振るってしまったり、という事はあるだろう。
暴言は言葉の暴力だ。暴言も実際の暴力もどちらも等しく、時と場合によっては許されるべきだ。

上記の様な俺の考えに則り、木村花さんに暴言を吐いていた奴はやっぱりクズだと俺は思う。
連中のリプの内容は「気持ち悪い」「早く死ね、そうすれば皆喜ぶ」等と言った妥当性を欠いたものばかりだ。
俺はリアリティーショーの事は普段から観ないので全く分からないが、仮に何か気に入らない演出があったとしても具体的にどこが気に入らなかったかを批判するべきだ。
例えば「大事な衣装を洗濯機に突っ込むなよ」等といった純粋な批判もあったじゃないか（実際にはあの木村花さんのブチギレシーンはヤラセだったみたいだが）。
そういう妥当な発言をする人達、も理不尽な暴言を吐く連中のせいでますます息苦しくなってしまっているのではないか。

後、同じ暴言でも文脈によって意味が変わる事がある。
例えば
「スーパーにマスクしないでしかも家族連れで来てる連中迷惑だから帰れ」と
「スーパーにマスクしないでしかも家族連れで来てる連中迷惑なんだよ死ねよ」では
全く意味が同じだろう。
この場合の「帰れ」と「死ね」は全く同じものだ。つまり「死ね」は誇張表現に過ぎない。
このように、言葉の意味は文脈に規定されるという事も忘れてはならない。


それからもう1つ。
最近ホリエモンが三浦春馬さんの訃報について動画を上げていたが、その動画に対して「いやいや、ホリエモンもなんの悪気もない『野菜を食べてて偉いね』ってコメントに対して『死ね』って返してたよね？その言葉で相手が死んじゃったらどうするの？」というツイートを見かけたが、




そんなん知るか！！！！！！！！！！！



って思う。
ホリエモンにとって野菜の話題は前々からタブーだったし、ホリエモンも三浦春馬さんの動画を上げる前に「野菜の話題振ってくる奴いい加減やめろ」という動画を上げている。
その動画を観るに、余程苦痛だったんだろうという事が伝わってくる。
そう、例え暴言じゃなくたって言われて嫌な事だって人にはあるだろう。その内容がホリエモンにとっては「野菜」なのだ。
言われて嫌な事を言われたからそれに対して「死ね」と言っただけなのだ。
初めから野菜の話題なんぞ振らなければ良かろう。
また「何の悪気もないコメント」とあるが、人を傷付けるのに悪気の有無を考慮する必要はないと俺は思っている。
発言者の悪気ではなく、相手がされたら嫌な事に注意を向けるべきだ。


皆も相手がされたら嫌な事は避け、妥当な暴言のみを吐くよう心がけよう。
荒い口調というのは良くも悪くも人々を惹きつける原動力になるので、完全に悪いという訳ではないので。
ただ、程々に。
というかそもそも暴言を全く吐かないのであればその方が良い気がする。


はい、まあそんな感じで長々と綴らせていただきましたが、とにかく皆さん体調に気を付けて。
後、動画が完成したら新曲をニコニコにアップするので、その曲の解説的なモノもまたブログで書こうと思いま～す。
そして8/2はTDOH！！！今回の出演者は超豪華なんだよなあ...................これもブログで書くと思います。


それでは、また。